ライド無し
朝一番で北海道を発つ。
東京は蒸し暑い。
4日間の疲れが身体にのしかかるのを感じつつ、第2四半期の事業の健康診断の会。
珍しく気持ちの切り替えに手間取る…。
夜はサポートさせて戴いているスポーツチームの観戦。やや押され気味の試合内容なので途中運営会社社長に檄を入れたが、同じ場に相手チーム社長もいたのでどっちに効いたのか(笑)
ゲームは大変白熱しお客さんは満足、私も満足。
白熱したゲームのおかげで観戦後はどっと疲れる。
このスポーツは商売としてのサイクルがまだ不完全。
でも魅力的なこのスポーツを何とかサポートして、皆で成功体験を味わいたい。
ぬかびら温泉から旭川に。
最終日は三国峠越え。
コツコツ進むがCRは既に撃沈。
流石に疲れているようだ。
十勝三股を超えて三国峠へと向かう。
このあたり、大自然の中に人間は自分たちしかいない錯覚に陥るほど雄大っぷり。
ここは私のリストの中でも最高峰に位置する場所。
堪能しつつの登る。
白樺並木に終わりかかった紅葉が綺麗。
途中風景を撮影した後は4倍から徐々に上げて5倍で峠に到着。
息を切らしながら筆舌しがたい大風景を眺める。
その後はひたすら下り。
層雲峡を改めて見直しつつ、上川町。
見直した理由は紅葉。
すごい。。。
上川町のウリはラーメン。
水が美味しいかららしい。
本当にそのおかげか知らないが、ここの「よし乃」の醤油ラーメンは絶品。
堪能して、旭川まで残り50km。
ここにきて(’今回の北海道ライドにおいて風は常に協力的だったが)強い西風。
下りで減速を誘うほど。
とはいえ下りではあるので、快適に飛ばし1時間半で旭川グランドホテルに到着。
TSS 163
Dist 131km(獲得標高800m)
川湯温泉からぬかびら温泉
今回最長、かつ獲得標高最高のコース。
今日は、北海道では珍しく風をほぼ感じず、そして快晴と最高のコンディション。
一方、連日の疲れから脚のコンディションは心許ない感じ。
このコースは長いし変化に富んでいるので、四つに分けて目安時間を置き進行管理。
②弟子屈から阿寒湖温泉
③阿寒湖温泉から足寄
④足寄からぬかびら温泉
①ルートを快調にこなし、時間に余裕が出来たので摩周道の駅で休憩。
阿寒国立公園から阿寒摩周国立公園に変わった様で盛り上がっている。阿寒町の反対で中々進まず時間がかかったと昨日の寿司屋で聞いた。阿寒町が釧路市と合併したので話が進んだらしい。
そして双岳台の登りを越える②へ。
雄阿寒岳を垣間見つつ序盤の緩い登りを進む。紅葉真っ盛り。
本格的な登りが現れると北海道の登りらしくない結構な急勾配。体感7%から8%が続く。
アウター縛り3~3.5倍でジワーッと進む。
そろそろピークかと想像して5倍越に上げて2分くらい進むが展望の先はまだ登り、、、。
そんな上げ下げを再度繰り返したらピークを通過。
相変わらず正面に雄阿寒岳を中心とした絶景を携えて双岳台、双湖台を下る。
阿寒湖温泉にほぼ定刻で到着。
ワカサギと虹鱒の昼食後、③に挑む。
ジワーッと数キロ登った後勾配が本格的な斜度に変わり足寄峠の登りが始まる。距離が2~3kmと短いので比較的楽しみつつ登れた。
ピーク手前は6倍くらい出たので悦に入る(笑)
この辺りからCRが辛そうな感じ。
足寄までは快調に、と行きたかったが町まで後10km位のアップダウンが脚に効いた。
平均30km/h超のペースを維持してスケジュールはややビハインドで納めたが松山千春の歌声高らかな道の駅に到着。
結構な消耗に気付く。
そんなコンディションの中、最後の④に。
熊ゾーンと認識しているので、消耗しているものの早く終えたい。
時間は夕刻、クマの活動開始時刻。
とはいえ足寄抜けると早々に2kmの登り。
3.5倍で淡々と登る。
最初は遅れたCRだが気付くと後ろ。
最近ちょっと離れた後、詰められるようになったなぁ(笑)
下って暫く平坦をこなした後は芽登坂。
2km6%の坂。
さっきと同じペースで進むがとうとうCRちぎれる。
良く頑張ったよ。
そして辺りが暗くなる中(この時期の北海道は暗くなるのが早い)ぬかびら温泉街への登り10kmに取りかかる。
さっきはちぎれたCRだが勾配が緩いのと暗くて熊が怖いのでしっかりと着いてくる。
4倍ペース、22km/h超で進む。
熊避けを意識して後ろのCRは歌唄いながらの快速climb。
暗闇の中でガサッと音がする。
ビックリしたエゾシカのアクション。
こちらもビックリ。
数曲歌い終えて温泉街の明かりを見る。
2年ぶりの「森のふくろうさん」。
「久しぶり(2年ぶり)のお帰りだねっ」と歓待を受けて充実の1日が完成した!
TSS 257
Dist 160km(獲得標高2050m)
尾岱沼から川湯温泉
夕食に続き美味しい朝食を戴き楠さんを後にする。
昨日に続き風は南西で時間と共に強くなりそうとの予報で、向かう方向は北西なので早めに西方行への移動を終え、北上したい。西への進行はアゲインスト感強く、予報通り刻々と強目に。
休憩をお預けとして40km西への移動に専念。
この辺りは広大なアップダウンのある台地にこれまた広大な碁盤の目の道を敷いているのでこうなる。パイロット国道に出てからはひたすら北西に。12時過ぎ弟子屈到着。
念願の「いぶき」。
幻のラーメンらしいが、お店の佇まいが凄い。昔のスナックが朽ちた感じ。
営業してるのか不安な見た目。
中は意外にも(失礼)キレイ。
旭川の天金ラーメンと似た味。天金さんより醤油がマイルド。美味しい!
優しいお母さんに美味しい、とお礼を伝えると川湯までは登りだよ、返事を貰い川湯温泉へ。
相変わらずの素晴らしい泉質。
個人的に間違いなく一番の温泉。
そして毎度お世話になっている「味楽寿司」さん。
食べログで好評価になったようで大盛況。知られたことはお店経営として嬉しいがワガママなファンとしては嬉しくもあり寂しくもある。
カウンターは常に入れ替わりで満席。
隣に座った名古屋から来た姉妹にお薦めを聞かれたので「鱒子」を薦めるが個性的な味なので外したら申し訳ないのでご馳走する。
このカウンターでかつて何度も他のお客さんにご馳走してもらってきた事への巡りめぐってお礼。
宿に帰り、この時期限定だからと禁断のポテチとビール。なんせ新じゃがマーク、いつもとは味が違う。
TSS 125
Dist 100km(獲得標高 804m)
紅葉真っ只中。
釧路空港から尾岱沼へ
順調に釧路空港着。
17℃、快晴、そして風は南西。
ウィンドブレイクの上着と長袖インナーを持ってきたが、長袖インナー不要。
上着と夏インナーで出発。
向かう方向は北東だから基本フォローで快適サイクリング。
いままで気が付かなかった釧路町「地産地消センター ロ・バザール」でランチ。
カキフライとしょうが焼きを食べる。厚岸の牡蠣は有名だが、お隣釧路町でも牡蠣が食えるとは。そしてご当地の豚もウマイ!
予想通りフォローに乗って快調に上春別に向かう。
上春別から国道を離れて尾岱沼まで残り30km。
アップダウンをこなす中、CRがペースをどんどん上げる。登りのペースが5倍を越す。
明日以降大丈夫なのか、と嗜めても止まらない。
明日泣いても知らない(笑)
無事尾岱沼の楠さん到着。
中々の泉質の温泉と、私の宿リスト中トップクラスの食事を堪能する。
久しぶりのGDR T800は軽く前に進む感が快適。そんな快適さのなか気になるのが2つ。
STAGES POWERの出力の低さ。
体感より1割位低めに表示されること。
やる気を削がれることこの上ない。。。
そしてもうひとつが、リアの変速がいまいち。ワイヤーがそろそろ寿命か?と思いテンション緩めてSTIから押し出して見てみるが解れてない。
再度調整して多少収まるがなんとも気になる感じ。とりあえずワイヤーが切れないことがわかれば良いか。
TSS 172
Dist 132km(獲得標高 1060m)
基本メニュー、ヘッドパーツ交換も合わせてダン
基本メニューダン。
いつもより10W位高めで。
何となく高くなった。
始めて間もなくは心肺辛かったけど後半はそれもなく。
最後は400Wギリギリだったが。
さて、T800のヘッドパーツ交換。
用意したのは、FSA HS-FS-004 ORBIT Z 1-1/8
。ヨドバシカメラにて。
古い上下ワンを、叩き落として新しいものを圧入。
その後MORGAN BLUE aquaproof pasteをしっかり使って組み付けでおしまい。
明日からのロングライドの準備終了。