川湯温泉からぬかびら温泉
今回最長、かつ獲得標高最高のコース。
今日は、北海道では珍しく風をほぼ感じず、そして快晴と最高のコンディション。
一方、連日の疲れから脚のコンディションは心許ない感じ。
このコースは長いし変化に富んでいるので、四つに分けて目安時間を置き進行管理。
②弟子屈から阿寒湖温泉
③阿寒湖温泉から足寄
④足寄からぬかびら温泉
①ルートを快調にこなし、時間に余裕が出来たので摩周道の駅で休憩。
阿寒国立公園から阿寒摩周国立公園に変わった様で盛り上がっている。阿寒町の反対で中々進まず時間がかかったと昨日の寿司屋で聞いた。阿寒町が釧路市と合併したので話が進んだらしい。
そして双岳台の登りを越える②へ。
雄阿寒岳を垣間見つつ序盤の緩い登りを進む。紅葉真っ盛り。
本格的な登りが現れると北海道の登りらしくない結構な急勾配。体感7%から8%が続く。
アウター縛り3~3.5倍でジワーッと進む。
そろそろピークかと想像して5倍越に上げて2分くらい進むが展望の先はまだ登り、、、。
そんな上げ下げを再度繰り返したらピークを通過。
相変わらず正面に雄阿寒岳を中心とした絶景を携えて双岳台、双湖台を下る。
阿寒湖温泉にほぼ定刻で到着。
ワカサギと虹鱒の昼食後、③に挑む。
ジワーッと数キロ登った後勾配が本格的な斜度に変わり足寄峠の登りが始まる。距離が2~3kmと短いので比較的楽しみつつ登れた。
ピーク手前は6倍くらい出たので悦に入る(笑)
この辺りからCRが辛そうな感じ。
足寄までは快調に、と行きたかったが町まで後10km位のアップダウンが脚に効いた。
平均30km/h超のペースを維持してスケジュールはややビハインドで納めたが松山千春の歌声高らかな道の駅に到着。
結構な消耗に気付く。
そんなコンディションの中、最後の④に。
熊ゾーンと認識しているので、消耗しているものの早く終えたい。
時間は夕刻、クマの活動開始時刻。
とはいえ足寄抜けると早々に2kmの登り。
3.5倍で淡々と登る。
最初は遅れたCRだが気付くと後ろ。
最近ちょっと離れた後、詰められるようになったなぁ(笑)
下って暫く平坦をこなした後は芽登坂。
2km6%の坂。
さっきと同じペースで進むがとうとうCRちぎれる。
良く頑張ったよ。
そして辺りが暗くなる中(この時期の北海道は暗くなるのが早い)ぬかびら温泉街への登り10kmに取りかかる。
さっきはちぎれたCRだが勾配が緩いのと暗くて熊が怖いのでしっかりと着いてくる。
4倍ペース、22km/h超で進む。
熊避けを意識して後ろのCRは歌唄いながらの快速climb。
暗闇の中でガサッと音がする。
ビックリしたエゾシカのアクション。
こちらもビックリ。
数曲歌い終えて温泉街の明かりを見る。
2年ぶりの「森のふくろうさん」。
「久しぶり(2年ぶり)のお帰りだねっ」と歓待を受けて充実の1日が完成した!
TSS 257
Dist 160km(獲得標高2050m)